頭皮が乾燥してかゆい、髪がパサつく、フケが出る、静電気で髪の毛が乱れるといった悩みを抱えている方へ。
頭皮環境も顔の肌と同じように、ちょっとした刺激や環境の変化、加齢といった要因が加わる事によってコンディションも乱れてくるようです。
今回は、頭皮の乾燥の原因について徹底解明しながら、頭皮の乾燥を防ぎながら頭皮環境のコンディションを整えていくコツについて紹介していきます。
頭皮が乾燥する5つの原因とは?
1、洗髪時のシャンプーやお湯の温度
髪の毛をさっぱりさせたいからと洗浄力の強いシャンプーを使用していたら、洗いすぎによって頭皮の大切な皮脂まで奪われてしまう事もあります。
頭皮が乾燥している時には、刺激の少ない弱酸性のシャンプーに切り替えてあげましょう。
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→こちらで乾燥している頭皮に使いたいシャンプーを紹介しています。
また、洗い流す時のお湯の温度は40度以上だと、頭皮に大きなダメージを与えてしまい頭皮がはがれる原因を招いてしまいます。
40度より低い温度で、頭皮にシャンプーやコンディショナーの成分が残らないうようにしっかりとゆすぎましょう。
2、朝シャン
朝のシャンプーは、気分がリフレッシュするし、外出前にシャンプーして髪の毛から良い香りを漂わせたい!と思って、毎朝せっせと朝シャンしている方!
実は、朝シャンプーをする事によって、寝ている間にせっかく形成していた頭皮の地肌を保護している保護膜も洗い流してしまう事になります。
頭皮の地肌の保護膜ができていない状態でそのまま外出してしまうと、紫外線のダメージをダイレクトに受けてしまい頭皮の乾燥につながります。
できるだけ夜寝る前に洗髪するようにしましょう。
3、紫外線をたくさん浴びる
頭皮は髪の毛に覆われているといえ皮膚の一部なので、顔や体と同様に紫外線を浴びると日焼けしてしまいます。
頭皮が日焼けしてしまうと皮脂が、頭皮へダメージを及ぼす過酸化脂質という物質に変化します。
それによって頭皮のバリア機能が低下して、ほんの少しの刺激がかかっただけでもかゆくなって、かきむしってしまう事によってフケが大量に発生してしまいます。
外に出る時には帽子を被ったり、日傘を差して頭皮も紫外線から守ってあげましょう。
4、加齢による原因
人間の体の特徴としては、40代を過ぎると次第に水分量が増えてきます。
それに伴い顔や体だけでなく、頭皮の皮膚の水分量も減って乾燥肌を招いてしまいます。
頭皮が乾燥する事によってかゆみを伴い、頭皮をかきむしってしまう事によってフケが発生します。
5、エアコンや空調
1日中エアコンや空調の効いた部屋で過ごしていると、顔や体だけでなく、頭皮も乾燥してしまいます。
特に髪の毛は湿度に敏感なので、エアコンや空調の効いた部屋で長時間過ごす場合には注意が必要です。部屋が乾燥していると、静電気が発生しやすくなります。
髪の毛によって静電気が発生しやすくなると、雑菌やホコリを寄せ付けてしまいやすくなってしまいます。
雑菌やほこりが髪の毛や頭皮に付着してしまうと、頭皮に常時存在している澱風菌を増殖させる原因となってしまいます。
「あれっ、髪の毛がかゆくてしょうがない、切れ毛や枝毛が増えてきたな」、と感じたら、それはもしかすると静電気のせいかもしれません。
頭皮の乾燥を防ぐためにおすすめの5つのケア方法
頭皮の乾燥もそのまま放っておいたら、フケやかゆみが発生するばかりです。
気がついた時点で早めに乾燥対策を行う事が大事です。これから下記に頭皮の乾燥を防ぐためのケアについて紹介していきますね。
1、頭皮マッサージ
頭皮が乾燥する原因として、血行不良によって頭皮の皮脂や水分が不足している事が考えられます。
血行促進するために、毎日気がついた時に頭皮マッサージをしていきましょう。
頭皮の下に張り巡らされている自律神経の働きを活性化させて血流を促進させると、全身の先端である頭皮にもしっかり水分や栄養分が届けられるようになります。
さらに頭皮マッサージによって自律神経の働きが活性化される事によって、血流促進効果が高まり、肝臓への血流の量が増加して老廃物である尿の量も増えます。
老廃物である尿の量が増える事によって有害ミネラルの排出も促進されるので、頭皮の健康維持にも役立つのです。
頭皮マッサージは、毎日気がついた時に1分行うだけでも継続していけば高い効果が期待できるので、是非トライしてみて下さいね。
頭皮マッサージも、天然のオリーブオイルやアロマエッセンスを使用して行うと頭皮にしっかりと保湿成分を補給してあげられるでしょう。
2、ブラッシングケア
頭の頭頂部には、百会のツボがあるといわれています。
百会のツボとは、頭のてっぺんから体の中をつなぐ経絡の出発点です。
この頭頂部にある百会のツボを刺激する事によって、全身の経絡に適度な刺激を与えながら自律神経を向上させ、頭皮や皮膚の新陳代謝を活性化させる事ができます。
頭頂部の血流を促進させるつもりで、豚の毛を使用した上質なブラシなどでしっかりとブラッシングケアしていきましょう。
3、シャンプーは1日1回が基本!
夏場に汗をかくからと、1日に2回もシャンプーをしてしまっては、頭皮の乾燥の原因となってしまいます。
もしも頭皮の汗を日中にさっぱりさせたい時には、シャンプーを使用せずに洗髪しましょう。
夜寝る前にシャンプーすると、寝ている間に頭皮を保護する皮脂をしっかり分泌して、次の日の頭皮の皮脂膜のコンディションをベストな状態へと整える事ができます。
4、血行促進に努める
頭皮の乾燥の原因は、血行不良による原因が大きいようです。
血行を促進させるためにも普段からこまめに動いたり、ウォーキングやジョギングなど運動を取り入れる、お風呂にゆったり浸かってしっかり汗をかくといった習慣を心がけて下さい。
5、保湿ケア
エアコンや空調の効いた部屋で長時間過ごす場合や紫外線を浴びてしまった時には、保湿効果のあるミストスプレーを頭皮や髪の毛にかけて、保湿ケアをしてあげましょう。
頭皮も顔の皮膚と同様に、保湿ケアしてあげる事が大事です。
まとめ
今回は、頭皮の乾燥の原因を徹底解明していきながら、頭皮の乾燥を防いで、頭皮環境のコンディションアップしていくコツについて紹介してきました。
頭皮が乾燥する原因にはちょっとした刺激や環境の変化、加齢など様々な要因が重なり合う事によって起きます。
今回紹介した項目を一つずつチェックしていきながら、自分に当てはまる事があったら改善していく事が大事です。
頭皮のコンディションもちょっとした刺激や環境の変化、加齢によって変化していくので、いつもコンディションチェックしていきながらヘアケアに努めていって下さいね。